人と仕事調理
ホテルの「顔」のレストランで調理。
厳しく、優しく､育ててもらっています。
「レストラン七園」
2017年入社
入社理由和食を中心に、様々な料理が
経験できると思いました
調理の専門学校を卒業後、当ホテルの「レストラン七園」で働いています。ここは和食・洋食・中華が同時に楽しめ、寿司と天ぷらのカウンター席もあります。厨房がひとつなので、「ここでなら色々な調理を経験できる」と考えました。
今は和食を担当していますが、他の料理を手伝う機会も多く、調理師として大きく成長できると感じています。
現在の仕事内容和食の盛り付けを担当。
天ぷらカウンターも経験
和食調理の最年少スタッフとして、ご飯炊きや前菜の盛り付け、最近では少しずつ仕込みも担当させてもらっています。
つい最近、カウンターでの天ぷら調理を担当しました。事前に何回も総料理長のテストを受け、何度もNGを出された末に、ようやくOKが出ました。しかしカウンターでは､お客様とお話ししながら調理し、笑顔で料理をお出ししなければいけません。最初は調理で手一杯で､お客様とうまく会話できず、あせりました。それでも天ぷらを「おいしい」と言っていただけて、心からほっとしました。
寿司にも挑戦中で、カウンターへのデビューを、ドキドキしながら待っています。
仕事の面白さ・難しさ厳しくも優しい先輩たちの指導で、
成長を実感
仕事には厳しく、普段はものすごく優しい先輩たちに囲まれて、楽しく働いています。特に総料理長はメリハリを大事にする人で、数々のコンクールで優勝した名シェフでありながら、休憩時間や終業後は冗談を飛ばしながら親しく接してくれます。中華や洋食を手伝う機会もあり、確実に腕を上げている実感があります。
ただ、大きな宴会が入るとまさに目が回る忙しさ。200名の宴会があったときはさすがにヘトヘトになりました。心身ともにタフでないとやっていけないと、気を引き締めました。
将来の夢いつか母娘で店を持つことが、
私の夢です
母も調理師免許を持っており、以前は寿司店で働いていました。「いつか親子でお店をやろうか」と話したら、「いいわね」とうれしそうに笑ってくれました。いつになるかはわかりませんが、この夢を大切にいい料理人を目指していきたいと思います。
人と仕事ペストリー
若手にもどんどん任せてくれる。
今日も新しいケーキに挑みます。
2022年入社
入社理由「自由にやらせて、考えさせる」という
教育方針に感動し、共感しました
小学生時代のバレンタインデーに“友チョコ”を手作りして喜ばれた経験から、パティシエを目指しました。専門学校を卒業後、大阪のホテルに就職しましたが、コロナの影響でホテルが一時閉鎖。そんなときに当社の「自由にやらせて、考えさせる」という教育方針知り、感動しました。菓子作りの現場では分業が進んでいて、たとえば何年もスポンジを焼き続ける、ということも多いのですが、ここでは全員がすべての作業を分担します。幅広い作業を経験すえることで早く大きく成長できると考えました。
現在の仕事内容毎日、10数種類のケーキを製作。
新作づくりにも挑んでいます
ホテルヒューイット甲子園のペストリー部門で、ホテル内で提供されるケーキや菓子類を作っています。11:30の販売開始に向けて、5人のスタッフで朝7:30から10数種類のケーキを製造。午後は翌日に向けた仕込みです。宴会やパーティが入る日も多いので、かなりバタバタするときもあります。いちばんうれしいのは、季節や月ごとの新作ケーキづくりを新人にも任せてくれることです。上司のチェックはあるますが、売価や仕入れまで任せてもらえます。最近作ったタルトショコラは、試行錯誤を重ねた自信作で、売れ行きも好調。自信につながりました。
仕事の面白さ・難しさおいしいだけではダメ。
難しいから、楽しい
ケーキは繊細で奥が深く、一人前になるには10年単位の修業が必要です。タルトショコラも、最初はムースを柔らかめにしてふんわりとした食感に仕上げたのですが、「お持ち帰りの場合を考えて、型崩れしないようにもう少し固めにしたら？」とアドバイスを受けました。おいしさと固さのバランスに苦労しましたが、納得できるものが完成してホッとしました。そんな難しさと楽しさに､日々向き合っています。
将来の夢恵まれた環境で多くの経験を積み
いつか自分の店を持ちたい
20代は、とにかく多くの経験を積むべき時期だと考えています。今の職場は菓子に関わるすべての作業を経験できるので、とても楽しく､感謝しています。しっかりと腕を磨き、20年後くらいには自分の店を持ちたいと思っています。はるか未来の夢ですが、そこに向かって一歩ずつ進んでいきます。
